中華スマホメーカーのOPPOが、5G対応の新製品を発表しましたので紹介します。
OPPO A72 5G
OPPO A72という5G非対応スマホの5G対応版です。全ての面でスペックアップされているのではなく、価格とバランスを取るためにスペックダウンしている部分もあります。
外観
ネオンカラーが眩しいですね。リアカメラの配置は、なんとなくGoogle Pixel 4に似ていますね。




カラーはネオン、薄紫、黒の3種類です。重量は175gで、最近のスマホは200g前後のものが多いので、かなり軽量ですね。

スペック
CPU:スペックアップ
CPUにはDimensity 720を搭載して5G対応しています。5G非対応のOPPO A72にはSnapdragon 665を搭載していました。

ディスプレイ:スペックアップ
リフレッシュレートは90Hzに対応しています。OPPO A72のリフレッシュレートは60Hzでしたのでスペックアップです。

カメラ:スペックダウン
レンズ数、画素数ともにスペックダウンです。
リア/イン | OPPO A72 5G | OPPO A72 |
---|---|---|
リアカメラ | ・メイン:1,600万画素 ・超広角:800万画素 ・マクロ:なし ・深度センサ:200万画素 | ・メイン:4,800万画素 ・超広角:800万画素 ・マクロ:200万画素 ・深度センサ:200万画素 |
インカメラ | ・800万画素 | ・1,600万画素 |

バッテリー:スペックダウン
5G通信、リフレッシュレート90Hzに対応したことによってバッテリー消費量も多くなると思うので、バッテリー容量は多めにほしいところでしたが、5,000mAh → 4,040mAhにダウンしました。急速充電は18Wに対応しています。
ネットワーク
SIMカードを2枚装着でき、装着スロットにより仕様が異なります。
ソフトバンク回線であれば日本国内でも問題なく4G通信できそうです。
SIM1(メイン) | 2G:GSM 850/900/1800/1900MHz 2G:CDMA BC0(800MHz) 3G:CDMA2000 BC0(800MHz) 3G:WCDMA bands 1/2/4/5/6/8/19 4G:TD-LTE bands 34/38/39/40/41 4G:LTE FDD bands 1/2/3/4/5/7/8 4G+:TD-LTE B38C/B39C/B40C/B41C/B39A+B41A/B3A+B41A 4G+:LTE FDD B1C/B2C/B3C/B7C/B1A+B3A/B1A+B3C 5G:NR n1/n41/n78/n79 |
SIM2 | 2G:GSM 850/900/1800/1900MHz 2G:CDMA BC0(800MHz) 3G:WCDMA bands 1/2/4/5/6/8/19 4G:TD-LTE bands 34/38/39/40/41 4G:LTE FDD bands 1/2/3/4/5/7/8 |

スマホの対応バンドはこちらに詳しくまとめてあります。
その他
OSはAndroid10をベースにした独自OSであるColorOS 7.2を採用しています。本体右側面に電源ボタンを兼ねた指紋認証センサーを搭載しています。本体下部に3.5mmヘッドホンジャックがあります。Bluetooth 5.1に対応しています。
価格
RAM/ROMモデルは8GB/128GBのみで、1,899中国元($270/€230/29,000円)で購入できます。現在は中国内のみの流通のようです。
ポイント
Good | いまいち |
---|---|
・安い ・5G対応 ・画面リフレッシュレートが90Hz ・本体重量が軽い | ・CPUが非力(Antutuベンチマークスコア約25万点) ・バッテリー容量が少ない |
カメラスペックはダウンしていますが、個人的にはカメラ性能は必要十分だと感じます。
まとめ
価格的には、これぞ中華スマホ!という値段設定だと感じます。ただ、最近の中華スマホは高性能化が著しいので、それらと比べると見劣り感は否めません…
しかし、3万円で5G対応、本体が軽くてそこそこのスペックなスマホというのは、普及モデルとしてはなかなか魅力的ではないでしょうか。
グローバル版の発表が待ち遠しいです!
製品公式サイト・画像出典:https://www.opposhop.cn/products/1703.html
情報出典:https://www.gsmarena.com/oppo_a72_5g_specs_price_sale_date-news-44449.php
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