スマホの進化ってものすごいものがありますよね。
CPUやメモリ、カメラなどの性能面ももちろんですけど、非常に短い期間で見た目も大きく変わったと感じます。その進化を振り返り、次に登場するテクノロジーを見てみましょう。
スマホの進化(外観)
2008年:Apple iPhone 3G

iPhone 3gが世界中で爆発的にヒットしたことにより、Androidスマホも見た目はiPhoneに寄せて、しばらくは機能面での向上が続きます。
2017年:SAMSUNG Galaxy S8

2017年あたりから、ベゼル/ノッチを小さくして画面の専有面積を広く取るトレンドになりました。
2017年:SHARP AQUOS S2

2017年にウォータードロップノッチが現れました。最初に”ノッチ”というデザインを取り込んだのはAppleではなく、Androidでした。
2018年:Oppo R17

2018年には本体下部から物理的なホームボタンやメニューキーがなくなりました。
2018年:Galaxy A8s

インカメラの部分のみディスプレイがくり抜かれているパンチホールが現れました。
2018年:Xiaomi Mi Mix 3

性能・デザインで先進的な取り組みをするモデルであるXiaomiのMixシリーズでは、Mix 3でついに全面ディスプレイ、インカメラはスライド式という機構を採用しました。
2019年:Xiaomi Mi 9T

Xiaomiはさらにポップアップ式のインカメラを実装しました。
スマホの外観はこの3、4年で劇的に進化しましたね。とくに2018年に起こった進化が凄まじいです。
ついにインカメラはディスプレイの下に設置
そして次なる革新は、Xiaomiにディスプレイを提供している中国メーカー・Visionoxが生み出しました。ディスプレイの下にインカメラを設置して、利用する時にインカメラの上に被さっているディスプレイを透過させるという技術を確立しました。




しかし、課題が全く無いわけではなく、ディスプレイ上で映像がFull HD表示されている場合に、インカメラの透過処理をすることによってHDまたはSDにまで画質が劣化する可能性があるようです。
実は2019年にOppoが発表していた
このディスプレイ下カメラは、実は2019年のMWCでOppoが発表していました。ただしこの時は製品としてではなくプロトタイプであり、プロモーションの側面が強かったようです。



まとめ
スマホの処理速度や画質といった部分の性能強化は、もうすでに成熟してしまっている感じはあります。3万円で購入できる中華スマホでさえAntutuスコアが30万点に迫り48MPメインのクアッドカメラを搭載するなど、開発コストもかなり下がってきたことが伺えます。
恐らく、Xiaomiの次期フラッグシップモデルにはVisionoxが開発したディスプレイ下インカメラが搭載されることでしょう。
中国メーカーと中華スマホが世界のスマホトレンドを牽引する流れは、もうしばらく続きそうですね。
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