昨日2020年7月15日の午後9時に開催されたXiaomi新製品発表会では、Mi Band 5を含んだ様々な新商品が発表されました。
同発表会で、エントリーレベルのスマホも発表されましたので、今回はそれをレポートします。これ以降の画像は、新製品発表会の様子をキャプチャしたものです。

新商品発表会でアナウンスされた、ほかの新商品もまとめています!
Xioamiのスマホ製品戦略
Xiaomiにおけるスマホ製品戦略は以下の区分けになっています。
シリーズ | 製品ライン |
---|---|
Mi MIXシリーズ | プレミアムフラッグシップ |
Miシリーズ | フラッグシップ |
Mi Noteシリーズ | ミッドハイレンジ |
Redmi Noteシリーズ | ミッドレンジ |
Redmiシリーズ | エントリーレベル |

最近日本に展開したRedmi Note 9Sはミッドレンジ、Mi Note 10 Liteはミッドハイレンジですね。
Redmi 9 の内容
エントリーレベルのスマホとして、Redmi 9シリーズを発表しました。

Redmi 9 の立ち位置
過去のRedmiもエントリーレベルながら、他社のミッドレンジに対抗できるスペックを持っていたので、ユーザーに愛されています。


Redmi 9 は、ただのエントリーレベルではなく、たくさんのものを提供します。

他社のエントリーレベルのスマホは、ディスプレイ、処理速度、バッテリー容量、カメラ性能、それらのどれか、もしくは全て妥協していますよね。

Redmi 9 は妥協しません!

ディスプレイと利便性
ディスプレイは6.53インチのフルHD+でLCDでゴリラガラスでコーティングされています。
防水性能は生活防水に対応。Android10ベースのカスタムOSを採用しているので、ダークモードにも対応しています。

パフォーマンス
バッテリーは大容量の5020mAhで、18Wの急速充電に対応。
CPUはゲーミングCPUでありMediaTekのHelio G80を搭載して、RAMは最大4GB積んでいます。このCPUであれば、Antutuベンチマークスコアは20万点ぐらいですので、PUBGなどの重量級ゲームであっても設定で動作環境を調整すれば、比較的快適にプレイできそうです。
Dual-nanoSIMとmicroSDカード(最大512GB)を同時利用できます。

カメラはクアッドレンズで、メイン13MP、超広角が8MP、マクロが5MPで、深度センサーが2MPです。
メインレンズの画素数が少なく感じますが、エントリーレベルであることと、実際は13MPもあればよほど拡大したり繊細な画質を求めない限りは、大抵の方々は問題ないでしょう。
深度センサーの下に指紋認証センサーが見えますね。

画面下部には3.5mmヘッドホンジャックを搭載。USBはtype-Cを採用。スピーカーはモノラルです。
Bluetoothは5.0に対応しているので通信距離も長く、省電力ですね。FMラジオと赤外線リモコンも搭載しています。家電の操作をスマホからできるのは便利ですよね。

NFCにも対応しているので、Google Payなどキャッシュレス決済が捗りそうです。

さすが”more”というだけあって、かなりてんこ盛りな装備ですね。カラーバリエーションは黒、緑、紫の3種類。

対応バンド
公式サイトの情報から推測すると、ソフトバンク回線であれば問題なく利用できそうでうです。なお、5Gには非対応です。
docomo | Softbank | au | 楽天モバイル |
---|---|---|---|
△ プラチナバンド非対応 | ○ | x | x |
GSM: B2/3/5/8
WCDMA: B1/2/4/5/8
LTE-FDD: B1/2/3/4/5/7/8/20/28
LTE-TDD version 1: B38/40/41 (2540-2640MHz)
LTE-TDD version 2: B38/40
公式サイト
スマホの対応バンドはコチラを参考にすると詳しく分かります。
Redmi 9の価格
Redmi 9には2モデルあって、RAM/ROMが3GB/32GBのモデルは149ユーロ!

RAM/ROMが4GB/64GBのモデルは169ユーロ!これは安い!

他社のエントリーレベル(Samsung A30s)と比較して、ドヤってますw ドヤるのも当然、スペックで圧倒して価格は安いです。

もう買えます!
中華通販サイトで販売開始しています!
AliExpressでRedmi 9(3GB/32GB)を見る
AliExpressでRedmi9(4GB/64GB)を見る

Redmi 9C の内容
Redmi 9シリーズはRedmi 9を最上位として、その下にRedmi 9C と Redmi 9Aも用意されています。まずはRedmi 9Cから見ていきましょう。

Redmi 9C のスペック
カメラはトリプルレンズで、メイン13MP、マクロ2MP、深度センサー2MPです。超広角レンズが無く、マクロレンズのスペックが2MPと低い部分がRedmi 9との違いです。

ディスプレイサイズはRedmi 9と同じようです。解像度は不明です。

その他、バッテリー容量が5000mAh、CPUはHelio G35(Antutuベンチマークスコアは約10万点)です。3Dゲームのプレイは難しそうですが、ツムツムなどの2Dゲームであればプレイできますね。
3.5mmヘッドホンジャックを搭載しています。カラーバリエーションは黒、青、オレンジの3種類。

Redmi 9Cの価格

Redmi 9Cには2モデルあって、RAM/ROMが2GB/32GBのモデルは119ユーロ、RAM/ROMが3GB/64GBのモデルは139ユーロ!
2020年7月下旬に販売開始予定で、まだ公式サイトにも掲載がありません。対応バンドは不明です。
Redmi 9A の内容
Redmi 9シリーズで最廉価版のRedmi 9Aを紹介します。

Redmi 9A のスペック
バッテリー容量が5000mAh、CPUがHelio G25(Antutuベンチマークスコアは約9万点)です。ネットサーフィン、LINE、Youtube視聴などであれば問題ないですね。
Dual-nanoSIMとmicroSDカード(最大512GB)を同時利用できます。
リアカメラはメインのみで13MPです。顔認証に対応していますが、指紋認証はありません。
3.5mmヘッドホンジャックを搭載しています。USBポートはmicro USB。カラーバリエーションは黒、青、緑の3種類。

対応バンド
公式サイトの情報から推測すると、ソフトバンク回線であれば問題なく利用できそうでうです。なお、5Gには非対応です。
docomo | Softbank | au | 楽天モバイル |
---|---|---|---|
△ プラチナバンド非対応 | ○ | x | x |
GSM B2/3/5/8
WCDMA B1/2/4/5/8
LTE-FDD B1/2/3/4/5/7/8/20/28
LTE-TDD B38/40/41(2535-2655MHz)
公式サイト
スマホの対応バンドはコチラを参考にすると詳しく分かります。
Redmi 9Aの価格
Redmi 9Aには1モデルのみで、RAM/ROMが2GB/32GBで99ユーロ!

他社のエントリーレベルスマホ(Samsung A10)との比較です。装備とスペックで勝っているのに安い。さすがXiaomi。

もう買えます!
中華通販サイトで販売開始しています!
ポイント
- エントリーレベルスマホのRedmi 9 シリーズがデビュー
- Redmi 9 > Redmi 9C > Redmi 9A
- めちゃくちゃコスパが良い
- エントリーレベルでも快適に使うならRedmi 9
まとめ

Redmi 9シリーズとして3つの製品が発表されました。その中でもRedmi 9はCPUもカメラもなかなかのスペックですので、魅力的です。
Xiaomiは常に、ユーザーに選択肢とワクワクを与えてくれますね!
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