Bluetooth接続に対応しているガジェットって便利ですよね。完全ワイヤレスのBluetoothイヤホンも1,000円で購入できる時代になりました。
そんな便利なBluetoothガジェットですが、激安品はマルチペアリングに対応していない事が圧倒的に多いです。

Bluetoothガジェットは便利だけど、激安品はマルチペアリングに対応していない事が圧倒的に多いなぁ。
マルチペアリングできたら複数の親機と接続できて便利なのに。
やっぱり少し値段の張る製品を買うしかないのかな…
あるモノを導入する事によってマルチペアリング化に成功したので、その方法を紹介します。
激安Bluetoothガジェットをマルチペアリング化する方法、紹介します
結論から言うと、下記の2製品を導入します。
- USB切り替え機 パソコン2台対応用
- マルチペアリングに対応しているBluetoothアダプタ USB接続タイプ
これで、マルチペアリング非対応のガジェットをマルチペアリング化することができます。
もう少し詳しく説明します。
私の場合は、1つのキーボードとマウスをWindows/Macintoshの2台でUSB接続して利用していました。キーボードはKeychronの有線/Bluetoothには3台までマルチペアリングに対応しているKeychronのK3 Version2 ロープロファイル版を使用しています。
マウスはロジクールのトラックボールマウスであるM575を利用しています。こちらはUSBドングルによる2.4GHz接続とBluetooth接続は1台まで対応しています。
最初は都度Bluetooth接続先を切り替えていたのですが、Bluetooth接続って若干遅延が発生したり一定時間操作しないと自動的にOFFになって復帰まで煩わしかったりしますよね。なのでキーボードもマウ接続にして使用していましたが、Windows←→Mac間のUSB抜き差しが面倒だったので、USB切り替え機を購入しました。
まずこれで、キーボードは有線、マウスは遅延の少ない2.4GHz接続でWindows・Mac間での切り替えがボタンひとつで出来るようになりました。
入力装置は快適になったのですが、

作業中は利用しているパソコンから音楽をワイヤレスで聴きたいなぁ
と思ったので、ダメ元でこちらを購入しました。1Mii B10です。
このBluetoothアダプタを取り付けたデバイスは、2台までのマルチペアリングに対応したBluetooth親機として機能することが可能になります。
これを先ほどのUSB切り替え機に接続することで
USB切り替え機1:Windows ←<Bluetooth接続>→ マルチペアリング非対応のBluetoothイヤホン
USB切り替え機2:Mac←<Bluetooth接続>→ マルチペアリング非対応のBluetoothイヤホン
となります。
USB切り替え機でBluetoothアダプタの接続先をWindows/Macに切り替えたとしても、Bluetoothイヤホンが接続しているのは同じBluetoothアダプタです。
マルチペアリング非対応のBluetoothイヤホンが複数の機器接続(マルチペアリング)に対応しました!
激安ガジェットをマルチペアリング化する理由
USBアダプタとBluetoothアダプタを購入するなら、最初からマルチペアリング対応でちょっと高音質なBluetoothイヤホンを買った方がシンプルなのでは?
という意見もあると思います。ですが、私は低価格Bluetoothイヤホンのマルチペアリング化をおススメします。
耳が鈍感
私の鈍感な耳では1,000円~10,000円のBluetoothイヤホンから聴こえる音の違いを認識する事ができないのです。なので、イヤホンは安く買って周辺機器でマルチペアリング化します。
耳の調子や気分によって利用するBluetoothイヤホンのタイプを変更したい
私はいくつかBluetoothイヤホンを持っていて、耳の調子や気分によって使い分けています。
- ノイズキャンセリングも欲しいときはカナル型イヤホン
- ちょっと耳が疲れていたり長時間利用する時は耳掛け式のオープンイヤーイヤホン
という様にイヤホンをいくつか持っていて、それらすべてをマルチペアリング対応の製品で揃えると破産します。
ロマン
なんだかんだいってこれかも。全部のBluetoothイヤホンをマルチペアリング化できるって、凄い(と信じて疑わない)。
Bluetoothアダプタを選ぶ時の注意点
Bluetoothアダプタを選ぶ時に注意する点です。
Macに対応していない製品が多い
1,000円~で購入できるBluetoothアダプタもありますが、Macに対応していないものがほとんどです。
今回紹介したBluetoothアダプタはMacにも対応しています。それ故に若干高額だと思います。
互換性のないデバイスもある
私の用途(Windows/Macが親機、Bluetoothイヤホンが子機)にはバッチリ対応しているのですが、親機によってはBluetoothアダプタが対応していない場合があります。商品仕様をよく読んでからの購入をおススメします。

まとめ
少し初期費用は発生しますが、マルチペアリング化するとBluetoothイヤホンの再起動やペアリングし直しが不要になるので、おススメです。
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